シェアガードがアプリで詐欺被害ゼロを目指す。社長の高良悦子さんにも注目


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こんにちは。mugiです。

 

今回は

特殊詐欺被害をゼロにするため

開発されたアプリ、

「ShareGuard」(シェアガード)

そのアプリを開発した会社、

株式会社セレンディピティーの

代表取締役社長 高良悦子さん

をご紹介します。

 

実は、私の祖母も過去に

特殊詐欺の被害に合いました。

いわゆる「オレオレ詐欺」でした。

私の弟(孫)からの電話だと信じ、

玄関先に来た「孫(私の弟)の会社の上司」に

お金を渡してしまったんです。

 

その額なんと200万円。

 

電話口では

「家具販売の会社に転職し、

売り上げのために大型家具を

自分で購入しなければならない。

お金を貸してほしい。」

と言われたそうです。

 

弟は当時、念願の教師になれたところ。

よく考えればその転職自体が

おかしな話なのですが、

祖母は騙されてしまいました。

まだボケてもいない頃です。

 

一度被害に合っているので

親族一同、特殊詐欺には

かなり敏感になっています。

ですが、手口は年々巧妙になっており

被害総額は年間400億円にも上るそうです。

 

この大きな問題に果敢に立ち向かっている

高良悦子さんとはどのような方なのでしょうか。

そして、開発されたアプリ

「Share Guard」とはどの様なものなのでしょうか。

 

アプリ開発前はブックカフェを経営していた

という意外な経歴も合わせてご紹介します。

 

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高良悦子さんの経歴 ブックカフェの経営も?

経歴

高良 悦子(たから えつこ)

1975年生まれ
高校より米国留学し、ボストンの大学を卒業。

3人の子供を育てながら
子供の成長を機に、かねてより計画していた
カフェ事業を始めるために
2012年、株式会社セレンディピティーを設立。

2014年10月にブックカフェ、
ライブラリーカフェ自由が丘を開店。
惜しまれながら2015年8月閉店。

 

お子さんが3人いらっしゃる

お母さんが、ブックカフェを経営。

これだけでもバイタリティー溢れる方ということが分かります。

また、米国シリコンバレーの大学の

イノベーションコンテストで

最優秀賞を受賞した実績もあるそうです。

 

しかしカフェを経営するために

事業を始めたのに、なぜ閉店し、

詐欺撲滅へ尽力するようになったのでしょうか。

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ある日ひらめいたアイディアがきっかけに

高良さんのお母さまは、

特別養護老人ホームの施設長を務めていたそうです。

振り込め詐欺で騙されて

苦しんでいる人の話を直接聞いていたこと、

高良さん自身も

ホームヘルパーを経験したことから、

「世代を問わず誰もが安心安全に

暮らしていける社会を築くことはできないか」

日ごろから考えていたそうです。

また、カフェのお客さまからも

世田谷区という土地柄もあり、

特殊詐欺被害が多いと聞いていたそうです。

 

そんなある日、

「犯人グループの声のパターンを共有することで、

被害者が電話に出る前に通話をブロックしてしまう」

というアイデアをひらめいたそうです。

 

当時既にブックカフェを経営されていましたが

「このアイディアが実現出来れば

振り込め詐欺をこの世の中から撲滅できる。

これをカタチにするのを優先しよう」と考え

カフェの物件を売却し、事業の資金にされました。

 

ものすごい実行力です。

きっとカフェの経営も夢だったのかなと思います。

それを開店から約1年で閉店し、全く新しい事業へ。

 

物件売却後は、

被害がなくならない理由をより深く理解し

より効果のある機能を考えるために

警視庁・府警・県警、自治体などを50か所以上

ご自身の足で回ってヒアリング。

アプリの開発資金などに充てるため、

クラウドファンディングも活用されました。

 

そうして生まれたのが

迷惑電話をゼロにするアプリ

「Share Guard(シェアガード)」です。

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アプリ「Share Guard(シェアガード)」とは

※以下、valueplessより引用

 

世界初、

迷惑電話の主の声のパターンを共有することで、

被害を未然に防ぐアプリです。

 

国内・国際特許申請済みのこのアプリは

警戒心の高いユーザーが「通報ボタン」を押すことで

迷惑電話の声のパターンを登録します。

 

一定期間に一定数以上同じ声のパターンが登録されると

アプリが通話中にその声のパターンを認識して

通話を自動的に切断し、

アプリユーザーを詐欺被害から守ります。

 

電話を受けた場合だけでなく、

騙されて自分からかけてしまった場合でも

アプリが自動的に立ち上がり、

迷惑電話の声のパターンを認識するので

本人が全く気付かなくても

自動的に通話を切断します。

 

あらかじめ連絡先を登録しておけば

怪しい電話がかかってきたことを

自動的にメールで知らせてくれるので、

離れて暮らす親が騙されていないか心配な親族も安心です。

(※引用終了)

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特殊詐欺は、固定電話に

電話が掛かってくることも多いですが

やりとりの過程で携帯電話が使われることが多いです。

私の祖母の場合も、

最初は固定電話、

その後携帯電話でやりとりしていました。

(銀行でお金をおろした後、

ご丁寧に犯人に報告の電話までしていました…。)

 

このアプリShareGuardがあれば

お金を渡す前に、

本人、または親族が気づくことができます。

 

今後の展開は

2020年春以降、

まずは自治体経由で広めていき、

初年度は1万人の利用を目指しているそうです。

 

 

実際親族が被害に合った私としては、

このアプリは本当にありがたいものだと思います。

 

警戒しているとはいえ、

私の両親(60代)なんかは

こちらが注意を促しても、

「自分たちは騙されない」

「そんな電話がかかってきたら気づく」

と思っている様子が伺えます。

祖母もそう思っていたんです。

それなのに被害に合ったのです。

 

親族からの注意や心配の言葉より、

アプリが判断して、

強制的にシャットアウトしてくれる方が

「特殊詐欺は本当に身近にあるんだ」

「他人事ではないんだ」

と実感してくれる気がします。

 

現段階ではアンドロイドアプリでの

リリースを予定しているそうなので

iphoneでの利用が可能になったら

すぐにでも両親の携帯電話に

インストールしたいと思います。

 

□高良悦子さんは、2020年3月31日放送のガイアの夜明けに出演されます□

 

 

それではまた。

mugi

 

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